薬剤師の方が転職するときの活動ポイントは、転職サイトをいかに活用できるかというところです。まず、大手コンサルタント会社を選びましょう。大手は何といっても求人情報が豊富です。キャリアコンサルタントの人数も多く、病院や調剤薬局など募集先との連携がしっかりとれており、求人情報の詳細まで聞くことができます。
大手のなかでもお勧めは電話やメールだけでなく面談があるコンサルタント会社を選ぶことで、希望している職場と勧められる職場のギャップを埋めることができます。自分のスキルとキャリアなどを客観的に評価してもらえるので、漠然としている転職先が絞り込めるメリットもあります。
また、一般に公募されていない求人情報や公開前の情報が手にが面談時にタイミング良く入ることがあるため、早めの登録がポイントになります。複数の会社に登録しておくと、幅が広がるのでお勧めです。
新しい転職先が決まった薬剤師がスムーズに今の職場を退職するためのポイントは、転職する時期が決まったらできるだけ早く伝えるようにすることです。法律的には退職する2週間前にその意思を伝えれば問題なく退職することができることになっています。
しかし、まずは今の会社の就業規則を確認し、退職時期に関する記載がないかを確認し、その内容を優先することが重要です。できれば2〜3ヶ月くらい前に退職予定日を定めて、会社が人員の再配置を余裕を持ってできるように配慮することが大切です。
また、引き留めにあった場合には、すでに新しい職場が決定しているので入社日を伸ばすことは難しいということをはっきりと伝えるようにしましょう。引き留めを受けた時に、迷っているような様子を出してしまうと色々な手で引き留めようとしてくるので、確固たる決意を示すことがポイントです。